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1/7 卒団式

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1/7 ジャガーズの2023年度の締めくくりとして、 納会、卒団式、謝恩会が開催されました。

素晴らしい会をありがとうございました。

 

卒団生のお母さん、6年コーチの皆さん、本当におめでとうございます。

そしてお疲れ様でした。

 

卒団生、そして卒団生のお母さんから、ジャガーズで野球をやってきてよかったです。 と言ってもらえたことは何より嬉しかったです。

役員を引き受けてくださったり、グランドの確保、諸々の企画、チームのため、選手のために本当にありがとうございました。

 

皆さんの中では、自分の野球で私が不在になることも多く、こんな監督で大丈夫かと思われることもあったかと思います。

ただ、そんな私だからこそ見逃し三振した選手の気持ち、エラーした時の選手の気持ちは誰よりもわかる監督だと思ってますし、選手目線の気持ちを何より大切にして選手と接してきました。

また、誰がどこで出ても勝てるチームをと選手に言ってきましたがベンチも同じだと考えてやってました。

同じフィールドに立って親子で勝利を目指して試合に臨む、こんなことも少年野球だからこそ経験できることではないでしょうか。

思い出として大切にしてもらえたら嬉しいです。

 

7人の卒団生、個性豊かな選手たちでした。

いつもぼーっとして何故かお父さんが私に怒られる。

唐揚げ弁当を落っことして泣いて家に帰る。

東上線の駅を池袋から小川町まで覚えて、チームメイトからの尊敬を勝ち取る。

練習では全然でも試合でとてつもないことをしでかす。

応援団長するくらい見た目は頼もしいのに意外と休む。

異常に緊張しまくる。

そんな選手が最後の最後に朝霞の選抜チームに選ばれてピッチャーをする。

悔しくて泣いてるのかと思ったらお父さんが怖くて泣いている。

顔芸を習得 何かと泣く。とにかく泣く。 三振して泣く、エラーして泣く、代走出されて泣く。負けて泣く。最終回最後のバッターになってやっぱり泣く。。

そんな子達が逞しくなりました。

まさかここまで成長してくれるとは思っていませんでした。

思い切り良くスイングできるようになりました。

なかなか勝たせてあげられなかったですけど 今年もみんなからたくさんの感動をもらいました。

 

みんなに伝えたいことはふたつです。

 

ひとつ目、決めるのは自分だということです。

これからの進路は自分で決めてください。

お父さんお母さんに相談するのは構わない。

最後は自分で決めてほしい、ということです。

どの道が正しいかは私にもわからない。

だから、正しかったと言えるように頑張ってほしいということです。

将来なりたい自分の姿を想像してください。

そのためにすべきことを、 やりたいか、やりたくないかで判断するのではなく自分にとって必要かどうかで判断してください。

そしてやると決めたことを続けてください。

決めるのは自分、っていうのはそういうことです。

 

ふたつ目、今、上手いかどうかはそんなに重要ではないということです。

それよりも、好きかどうか。 続けるかどうか、です。

他人と比較する必要はないと思います。

あえて比較するとしたら過去の自分。

そうすれば、これまで取り組んできたことで自分がどれだけ成長したのか気づくと思います。

苦しかったこと、辛かったことを一瞬で帳消しにするような嬉しい瞬間もあったと思います。

野球の楽しさ、面白さ、奥深さです。その上で入団した時よりも野球を好きなって卒団してほしい、そう思ってみんなと接してきました。

少しでも伝わってたら嬉しいです。

 

ジャガーズは野球チームなので野球に例えての話になりましたが、 この先、私はみんながどの道へ進もうとも応援しています。

成長したみんなに会えるのを楽しみにしています。

5年生以下のみんな、 6年生、かっこよかったでしょう。

今度はみんなの番です。 人の心の痛みのわかるかっこいい野球選手目指していきましょう。

神様が手を差し伸べたくなるくらいになるまで頑張れ

 

ジャガーズ魂