
こんにちは。
当社でもマンションのリフォームを行います。
そのマンションなどの集合住宅では戸建住宅よりリフォームの際の制約が多いです。
その中でも「区分所有法」による制約について書いていきます。
区分所有法では、専有部分、共有部分、専用使用部分に分けられます。
その中でリフォームの対象を専有部分のもと規定しています。
専有部分とは、一般的に住戸部分のことです。躯体内に囲まれているともとれます。天井・床・壁、玄関扉の錠と内側の塗装部分、ガス・電気などの配管や配線で専有部分内にある枝管・枝左縁などがあります。
共有部分は、各住戸者全員の共有部分です。躯体部分、外廊下、エレベーター、共有部分の配管やメーターなどがあります。
専有使用部分は、共有部分のうち、各住戸の所有者が主に使用している部分です、各戸の玄関扉、窓枠、窓ガラス、バルコニーなどがありあます。
バルコニーや窓もリフォームの対象ではないのです。
玄関の内側の塗装はOKで扉の交換はNGと細かいですね。
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お住まいのリフォーム、当社にご相談ください。
リフォームについて幅広く承っております。
こんにちは!
家事の負担の軽減には、家事をするために移動する経路の「家事動線」がポイントになってきます。
よい家事動線にすると、家事の時短、ストレス緩和になります。
動線とは人が移動するための空間のことです。
高齢者が自室からトイレに行く際に、リビングなどを通らずにすぐ行けるなどの動線の良さがあります。このような平面で考えることが多いですが、動作の効率や視線の高さなども考慮した高さ方向の計画も重要です。
例えば、キッチンから直接配膳して簡単な食事をとるテーブルは、キッチン作業者の配膳動作のしやすさやアイレベル(視線の高さ)を揃えるために、椅子とともに高さを上げて設定することが多いです。
動線に関して水平にも高さ方向にも考えてみてはいかがでしょうか。
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お住まいの動線等、当社にご相談ください。
リフォームについて幅広く承っております。
こんにちは。
以前のブログでもバリアフリー減税について投稿していますが、追加で通路幅・出入口幅・段差について書きます。
以前のブログは↓
このブログにも書かれている、対象となる工事の「通路幅の拡幅」「段差の解消」について見てみます。
住戸内の廊下などの通路および出入口をできる限り歩行補助具、介護用車椅子の使用に配慮した幅員(内法幅)を確保するようにした場合以下になります。
・廊下の有効幅員→780mm以上
・出入口の有効幅員→750mm以上、(浴室は600mm以上)
・段差は、5mm以下で「段差なし」となります。
バリアフリーでは、手すりの形状や設置高さやスイッチの高さなど基準があります。
リフォームの際は基準を参考にしますが、施主様にリモコンの位置など使いやすい場所をお尋ねしたりもします。
是非当社と住みやすいお住まいを作りませんか?
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バリアフリーのリフォーム等、当社にご相談ください。
リフォームについて幅広く承っております。
こんにちは。
どのくらい採光があるといいか、窓がどのくらい必要か。
そのことを定めている法律「建築基準法」が参考になります。
採光を 床面積に対してどのくらいの割合が採光に有効な開口部の面積があるかで定められています。
・学校、幼稚園等→1/5以上
・住宅、病院等→1/7以上
これらが採光有効面積の割合です。 採光有効面積=窓の面積×採光補正係数 です。
採光補正係数は窓の高さなどに関係してきます。
例外として以下を計算式にいれる場合もあります。
・縁側→×0.7
・天窓(トップライト)→×3
そのため、天窓を取り入れると、日当たりがぐっとよくなります。
採光も数値を使って考えることができます。
家の窓の大きさも場所も考えられているのですね。
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リフォームについては当社にご相談ください。
石膏ボード(通称:プラスターボード)は住宅の壁紙の下地に多く使われているものです。
よく使われる理由としては、
・価格の安さ
・のこぎりで簡単に切れる施工性の良さ
・厚さによっては防火性能が十分にある
が挙げられます。
製法は、焼き石膏にパーライト、おがくずなどを混ぜて水で練ったスラリー(混合液)を、厚紙の間に流し込んでロールにかけ、成板して乾燥させます。
建築基準法では、厚さによって防火性能もあることが記載されています。
9mm厚以上→準不燃材料(加熱開始後10分間燃えないもの)
12mm厚以上→不燃材料(加熱開始後20分間燃えないもの)
※耐火の観点から、石膏ボードの種類に「強化石膏ボード」があります。無機質繊維を混ぜ、火災にあってもひび割れや脱落を生じにくくしたものです。耐火間仕切りなどに使用されます。
一方で、耐水性や耐衝撃性は弱く、外壁や浴室、床には使用できません。
また、石膏は酸性であるため石膏ボードの取付に普通の鉄釘を使用すると錆びてしまうため、亜鉛メッキ釘、クロムメッキ釘、ステンレス釘などを使用します。
よく使われる石膏ボードには特性があり、多く使われる理由があります。
きっと今、石膏ボードに囲まれている方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。
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リフォームについては当社にご相談ください。
こんにちは!
先日のリフォームでも浴室乾燥暖房機の取付があったため、取扱説明書とともに「長期使用製品安全点検制度」について記載のある書類がありました。
この書類は施主様にお渡しして、所有者登録をして頂いています。所有者登録はインターネットやはがきでできます。
「長期使用製品安全点検制度」は「消費生活用品安全法」の三本柱の一つです。
「消費生活用品安全法」は次の3つの制度に大きく区分することができます。
・国による消費生活用品の安全基礎(PSCマーク制度)
対象製品には、事業者自身の検査が義務付けられている特定製品と、さらに第三者検査機関による検査が義務付けられている特別特定製品があります。
・製品事故情報報告・公表制度
消費生活用製品により重大事故が発生した場合、事故製品の製造・輸入事業者は、事故発生を知った日から国に対して10日以内に報告しなければならない。
・長期使用製品制度安全点検・表示制度
製造・輸入業者が、特定保守製品について、設計標準使用期間、点検期間、問い合わせ連絡先などを表示し、点検を促す制度を長期仕様製品安全点検制度といいます。
ビルトイン式電気食器洗機や浴室用電気乾燥機も対象です。
点検を実施するほどではないものの、使用期間と経年劣化について注意喚起などの表示を義務付ける制度を長期使用製品安全表示制度といいます。
リフォームをする際も法律に関わってきますので申請書類もあります。
当社でリフォームの際、書類でご不明点ございましたら、是非ご相談ください。
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リフォームについては当社にご相談ください。
照明の色には、種類があります。
照明の色によって、雰囲気も変わりますし、機能面にも関わりがあります。
その中でも昼白色は、オフィスや勉強に適した色です。
光は色温度の値で、どのような色味で照らす光か判断できます。
値が低くなるほど、赤っぽい色になり、温かく感じ、高くなるほど青白く冷たく感じます。昼光色は色温度がとても高いです。
また、色温度が低いランプは低照度に、色温度が高いランプがは高照度にすると自然になります。
レストランなどではオレンジ色で暗めが雰囲気を作ったりしますね。
逆にオフィスなどは色温度の高い昼光色を使って、交感神経を刺激して集中力を高めると効果的です。
事務所でも色温度を変えられる調光機能付きのシーリングライトですが、使うのは色温度の高いものだけです。
家の中でリラックスしたりする部屋には照明の色温度を変えてみてはいかがでしょうか。
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リフォームについては当社にご相談ください。
こんにちは!
9月も下旬になりましたね。
9月10月といえば、引っ越しのおすすめの時期らしいので、この時期に引っ越しをしようかなとも思っていたことを思い出します。
さて、引っ越しをするときに、部屋の間取り図に〇畳とかかれているのではないでしょうか。この大きさの表しかたは尺貫法が関係しています。
尺貫法は910mmをを1モデュールとします。尺モジュールとも言います。
一方で、1mを単位としたものをメーターモジュールと言います。
尺モジュールを選ぶのはどういうときでしょうか。
尺モジュールは910mm×910mmです。
メーターモジュールは1000mm×1000mmです。
尺モジュールの方が90mmずつ短くなるため、小回りがききやすく、間取りの自由度が高くなります。
また、和室の畳、障子、襖等を採用したい場合は、既製品が尺モジュールで作られているため、和室が必要な場合は尺モジュールがよいです。
メーターモジュールも増えてきましたが、尺貫法は伝統的な計測単位です。
尺・間・坪・寸・丈の単位の大きさもイメージできると便利ですね。
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こんにちは!
ドアでこのような部品を気になったことがないでしょうか。
これが蝶番です。
蝶番とは、ドアや家具の扉の開閉で軸になる部品のことです。
「ちょうつがい」や「ちょうばん」と読み、「丁番」とも書きます。
英語で「ヒンジ」です。
どれも同じことを指しています。
丁番の種類には以下があります。
・旗丁番:羽根と軸の形状が旗状になったものです。軸が引き抜ける丁番である軸丁番の一つです。家の中のドアや玄関にあるのではないでしょうか。
・スライド丁番:取り付け後に位置の調整や扉の着脱ができます。キッチンの棚の扉などについているのではないでしょうか。
・平丁番(普通丁番)
・長丁番(ピアノ丁番)
・ぎぼし丁番
・アングル丁番
・軸吊丁番(ピポットヒンジ)
・隠し丁番
・屏風丁番
・ドロップ丁番
・自由(自在)丁番
・跳ね上げ丁番
ドアなどの部品も種類がたくさんあります。
家の中の部品も気にしてみるとおもしろいかもしれません。
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家の中の劣化等気になることがございましたら、当社にご相談ください。
リフォームについて幅広く承っております。
こんにちは!
家のトイレにも流れづらさが見られます。
何年も使っているからしょうがないのですが、愛着があるので頑張ってほしいです・・・!
トイレはどのくらい使えるのでしょうか。
トイレの耐用年数は国税庁のHPによると、15年となっています。
便器の耐用年数は一般的な陶器製であれば割れるまで使えるので100年使えるという話もあります。
一方で、タンク内の部品の寿命は7~10年とされています。
便器は長く使えても、部品は消耗品です。
部品だけ交換できればいいのですが、部品が廃盤となってしまうと、トイレ全体の交換が必要になってきます。
便器のひび割れ、部品の劣化の2つがトイレ交換の目安になります。
もし、劣化等気になることがございましたら、トイレの空間ごとリフォームをしてみてはどうでしょうか。カウンターや壁紙とともにコーディネートが楽しむことができます。
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トイレ交換等は、当社にご相談ください。